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 伝統的中国料理「衆生閣」  2008-12-19
伝統的中華料理「衆生閣」
 ■本物の中華料理
 中華料理の好きな人は注目です。私のお気に入りの店をご紹介します。是非、みなさんに柏市にある小さな中華料理店のことを知ってもらいたいのです。
 このお店との遭遇は、実に劇的でした。7年間の柏暮らしで6年間を、実に素通りしてしまったことは、今考えると大変もったいない話でした。その頃、私はファミレスのランチにも飽きていました。昼食を食べようと物色しながら駅に向かって歩いて行く途中、そのお店の前を通りかかり、何気なく表のランチ(番号の入ったメニュー)の看板に眼を止めていました。
 1000円のランチは、私の予算ではいいお値段です。
 暫し考えて、期待半分、外れても1000円、
 何が出るか判らないけれど、兎に角入ってみることにしました。

 初めて頼んだのは、蝦仁豆腐かもしれません。芝えびと豆腐の煮込みだったと思います。ところが、一口食べて海老の歯ごたえにびっくりしました。味もさっぱりしています。甘みも感じます。弾むようなエビです。そして思ったことは、「財布にお金を入れて夜出直そう」というものでした。中華街で食べたエビや飲茶を思い出したのです。
 中華料理は好きでしたが、高いので度々は食べられなかったのです。それからはお昼に中華料理を普通に食べるようになりました。週3〜4回くらい食べたと思います。何処かのキャッチコピーにこんなのがあります。「たばこ代をケチっても高級ホテルに泊まろう!」タバコ銭をケチっても食べたい中華料理だったと思います。また昼だけでなく夜も時々2〜3人でよく食べに行きました。
 柏生活の残りの一年間は、それまでクライアントを率先して接待したことなどない私が、よく接待用に使いました。店の自慢と中華料理を食べる口実を作るのが目的だったのです。

 美味しい料理は人間関係を豊かにします。今でも時々友人やクライアントを誘って食べに行きます。後に分ったことですが、店の経営者であり料理人の方は中国の人でした。奥様(ママさん)は台湾の出と言っていました。ご主人は横浜で料理長をしていたということです。私はママさんと話をたくさんするのですが、ご主人とは一度しか話をしたことがありません。ご主人とは、たまに顔を合わせたりしますが、目で挨拶をする程度です。実に職人的で寡黙な人の様です。
 “高級”というより、“美味しい中華料理”だと思います。
 もしかすると“上品な中華料理”、お店の性格がよく出ていると思います。
中国料理「衆生閣」の入口
ランチ マーボー豆腐 蝦仁和菜 醤炒牛 チャーシューネギそばと小貝柱炒飯セット
店頭の番号入りランチメニュー
衆生閣 店内
店内丸テーブル
中国料理メニュー
 オーダー
 難しいメニューを一向に覚えられない私のオーダーはいつも同じパターンです。エビの入った料理とか、にんにくを使った料理、豚肉の料理、野菜の料理、等々、思いつくまま食材の固有名詞を並べてお願いします。食材の希望さえ言えばマスターがそれに魔法をかけてくれるという訳です。壁には漢字のメニューが貼ってあります。私には読めません。内容も判らない。まあ、王様はメニューの名前など知らなくてもいいのです。ただ、「美味である」とか「珍味である」とだけ言って勝手に納得しています。何回も通っているうちに、いつの間にかそうなりました。食べていて気づいたのですが、衆生閣の料理は“油濃くありません”どの料理もさっぱりしているのです。サラサラです。それで料理から甘味を感じるのかも知れません。中国の人が普通に食べていそうな気がします。
【後記】
 メニューの漢字は中華料理の食材と調理法を表しているようです。少しづつ調べてみようと思います。 【衆生閣のメニュー
最近、漢字のメニューの下に写真が付きました。
 料金
 私は二人で行くことが多いのです。内容にもよりますが、3〜5品、それを生(なま)紹興酒を飲みながら食べます。そして、最後に小籠包(ショウロンポウ)を頼んで8000円から10000円位(2人分)で終わらせます。充分満足できます。これは本格的な中華料理としては格安だと思います。酒好きの私には無理かも知れませんが、お酒にあまりお金をかけずに料理に予算を集中する方が得策です。金額は王様にしては質素ですが、もう中華街まで行く必要は無くなりました。お客の好みが判ってくると、予約だけでメニューはお店が考えてくれます。
 少し前になりますが、2日前に予約して行ったことがあります。予約とは言っても細かい内容を決めていなかったので、当日、希望を伝えようとしたら「もう決まっている」と、言われました。私は知らないのですから、当然と言えば当然ですが、信頼関係の賜物だと感謝しています。かなり豪華でした。

 みなさん、手始めにランチを食べに行ってください。中華料理の好きな人なら、すぐに了解すると思います。気に入ったら、お店の人の説明を聞きながら、色々なメニューを試してください。親切に教えてくれます。私は偉そうに言ってますが、食べること以外、未だに何も解らないのです。
瓶(かめ)、生紹興酒
 お酒
 瓶(かめ)に入った生(なま)紹興酒は、私のお気に入りです。燗はしません。ひやで、グラスに入れて飲みます。日本酒ともワインとも違う、香りの良い美味しい飲み物です。それでも17度ありますから、日本酒くらいの強さです。燗して飲む場合は、可熱処理したビン入りの紹興酒を使うそうです。

 「二鍋頭」というお酒があります。白酒(パイチュウ?)の一種だと思うのですが、2回蒸留して作るという意味から「二鍋頭」と言うのだそうです。実に52度という火の様なお酒なのです。口から火を噴くかと思ったけど、以外にすっきりと飲めました。むしろ、テキーラや泡盛の方が重い感じがします。蒸留を繰り返すことで、アルコールの純度は高くなりますが、味は淡白になるようです。スイスイと入ってしまいました。でも、一気に飲むと噎せりますので注意が必要です。基本的には強いお酒なので、頻繁には出ないようです。
瓶に入った生紹興酒
 点心
 仕上げは、私の場合はいつも小籠包(ショウロンポウ)です。小籠包(ショウロンポウ)は10個ほど、蒸篭(セイロ)に入って出てきます。熱いうちに生姜の薬味を乗せて食べます。

 余談になりますが、彼女を連れていったら、絶対請けると思います。中華料理はデートに打ってつけです・・・。料理を共有し互いの箸が交錯すると、親しい関係が作れます。外せない条件は、“料理が美味しい”ことです。これで終始、彼女の笑顔を見ることができます。ふたりで麺を分け合って食べるなんて、中々良いものです。ただし、財布は軽くなりますので、ご注意ください。
 地図を付けて置きます。中華料理の好きな人も、まだ良く知らない人も、デートに過剰な期待をかけている人も、行くことをお勧めします。まずは試しにランチから挑戦して下さい! 800円から1000円まで、日替わりで常に4種類が用意されています。他にも酢の香りのするスーラータンメン、夏場の冷麺、私は餃子とマーボー豆腐はまだ食べていないですが、いつか食べたいと思います。定番すぎて後回しになってしまうのです。その他にさつまいもを飴で包んだ様な、カリカリのお菓子もあります。小さい子には受けます。どうかご自分の目で、いや、ご自身の舌で確かめてください。
                    【衆生閣のメニュー】                           T.HOSOI
 《アクセス》
  中華料理「衆生閣」 地図
 04-7167-7060  千葉県柏市中央町5-14
 営業 昼 AM11:30〜PM3:00 夜 PM5:00〜9:30
 定休日 月に1回(水曜日:不定期)
衆生閣の地図
衆生閣の地図